「結婚したら幸せになれる、周りを幸せにできる」と思っていたひとりの女性が、結婚という選択を経たからこそ気付いた「私を幸せにするのは、私である。それが周囲への幸せに繋がる。そして、人はどんな瞬間からでも幸せになれる。」ことを芸術家・松岡智子がライブで描きます。

『意志の具象化』を手掛ける芸術家・ソーシャルネットワークアーティスト松岡智子が、「ウェディングドレスを着た女性にライブペインティングをする」という、新たなファッションペイントに挑戦いたします。

今回の「共創」を通じて松岡智子と江見増穂が描きたいもの

「結婚したら、何者かになれば、〇〇すれば幸せになれる、周りを幸せにできる。」

いつから私たちはこのように思うようになったのでしょうか。それは本当に自分の「意志」を信じていることになるのでしょうか?

松岡智子は「共創」を通して、そこに宿る意志を芸術として表現して参りました。フランスパリや日本の寺などでそこに宿る個人や街の意志などを「ファッション」というキャンバスに表現してきました。

一方でウェディングドレスの持ち主であり今回モデルとなる江見増穂さんは、松岡との出会いをきっかけに、手元にあった思い出が詰まったウェディングドレスへのペイントを着想しました。この企画を進める中で、結婚生活や離婚、ファッションスタイリストとしての自身のキャリアチェンジについて改めて考えるきっかけになったと言います。それはまさに江見さんが自分の意志を持って自分自身の人生を再決断するプロセスでした。

何も手に入れていない私から今この瞬間から幸せになることができる?

このライブペインティングは、純白で最も美しい瞬間の象徴と言えるウェディングドレスという存在の上に、新たにペイントを重ねていくことで、さらなる未知の幸せへと踏み出していくという挑戦そのものです。
会場となる朝焼けの海岸は、夜明けの暗さから自分自身が一歩ずつ歩みを進めていく中で朝陽を受けて世界が少しずつ変わっていくことを表しています。しかしながら、本当は太陽のような象徴がなくても一歩踏み出せばそれは新しい時間、新しい1日の始まりなのです。いつでもその瞬間から人は生まれ変われる。

一般的な価値観や、周りから期待される幸せを手放す先にこそ見えるものを、ご来場の皆様と共に感じ、特別な時間としていただけたらと思います。今この時のライブでしか描きだせない作品が生まれる瞬間を、ぜひ一緒に見届けてください。ここに立ち会っていただけることこそが共創になります。


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