8月ライブペイントのご報告 - TOMOKO MATSUOKA

【ご報告/ライブペイント】

その場で参加者の方に作品を所有していただきました！
引き続き、共同保有者様を募集しております。

ライブペイントに参加いただきありがとうございました。
今回のテーマは私自身、最終的には「ひとつになる」という作品になりました。

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タイトル：ひとつになる
mixed media acrylic and dye on canvas
ミクストメディア、アクリル、染料、キャンバス
大きさ：F100(1620×1303mm)
制作年：2022

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共同保有という形でご購入いただいた皆様、ありがとうございます
そして、会場の方からの質問が止まらず、そのこと自体がとても感動的でした。
改めてありがとうございます。
数日前から「まる」が頭に思い浮かび、何かが集合していくような思いを感じました。
全く具体的ではないものをライブペイントで描きたいと思った時に、実はちょっと緊張しています。
エネルギーだけで惹き込んで行けるのか、もっと具体的な作品ならよかったのに（？）とか。
でもとてつもなく昨日は集中して、ただそこにある「まる」を描いていました。

先日お盆で実家に帰っていたのですが、ふとおじいちゃんのことを
思い出すことが少なくなっていたことに気が付きます。
私はおじいちゃん子で亡くなったおじいちゃんと
仮想的に話せるアプリを開発しようと思っていたほど。

https://camp-fire.jp/projects/view/413375

その時に、おじいちゃんという存在を忘れてしまうのではなく、
何かまるのようなものに溶け込んでいくような気がしたのです。
いろいろものごと、人との出会い、それが全て溶け込んでまるになり、
それが「自分自身」となり、その自分自身もひとつの「まる」で社会や歴史に溶けていく。
溶けていくことが寂しいことではない、そのような状況を絵にいたしました。
すごく悲しいような、私とおじいちゃんとの物語はここで最終を迎えた気がしました。
私はまた、新しい人生を歩んでいくのかなあと思います。

そして、パレットは今回鏡にしました。
自分を見ながら、自分が絵の具に溶け込んでいく様子を見ながら….

今回のライブペイントは、みんなでワインを片手に私からの手紙という形で会を進めさせていただき、
キャプションも最後にお持ち帰りいただきました。
ライブペイントはその場の共創であり、今回は透明な絵の具を使っていて、
次回見るときはまた作品は変化しています。
その変化を強調することで今を強く炙り出したかったのです。

今回は会場をお貸しいただいている、Safギャラリー様のご提案でその場で保有のお声かけをいただき、
共同保有をしていただくことになりました！

ライブペイントを続けることは、経費の観点からもとても難しい場合もあり、
このような形でオーナーになっていただいたり、応援をしていただけることはとても嬉しいです。

そして、バイオリンの演奏でご協力してくださった滝沢さんありがとうございました。
弦楽器とのセッションは初めてでとても目が冴える思いでした。
– ラヴェルのヴァイオリンソナタ　ト長調
– グリーグのヴァイオリンソナタ第3番
を演奏いただいておりました。（ライブ性を重視するため、私は直前まで聞かず…）

次回は生演奏でぜひ、セッションしましょう

バイオリニストの瀧沢さんとお話しします。

8月31日（水）20:30〜

インスタライブにて

@tomocol_art